2000-08-04 第149回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
さて、中身にちょっと入っていきますけれども、六月に南北朝鮮会談がございました。この点について、防衛庁の佐藤事務次官は、これがどのように進展していくか、また、もとのように後戻りするか、これについては今慎重に見守っていく必要がある、このように当時の直後の記者会見で話しておるわけですが、防衛庁は、このような考え方、見方について、現在はどういうことになっておりますか。お答えいただきたいと思います。
さて、中身にちょっと入っていきますけれども、六月に南北朝鮮会談がございました。この点について、防衛庁の佐藤事務次官は、これがどのように進展していくか、また、もとのように後戻りするか、これについては今慎重に見守っていく必要がある、このように当時の直後の記者会見で話しておるわけですが、防衛庁は、このような考え方、見方について、現在はどういうことになっておりますか。お答えいただきたいと思います。
そこで、さっき質問をした例えば日朝交渉、今政府間では李恩恵問題でデッドロックに乗り上げて一年半も開かれていないわけですけれども、こういうふうに米朝会談とかあるいは南北朝鮮会談がもう目の前に実現しようというときに日本と朝鮮との間は一年半前のそのままの状態でいいのかどうか。
お伺いしたい点は、いつでしたか、朝鮮会談に関連して中立国の参加の問題が議題になつたときに、会談に引続いてか或いは適当の機会に、極東といいますか東亜の各種の問題について一つの政治会議を開くやのことが伝わつたのであります。その会議に日本初めいわゆる交戦国以外も参加するのだというようなことが合せて伝えられたのであります。それについての何らかの情報なり、又大臣の見解をお伺いしたいと思います。
それからまた朝鮮会談の将来その他についても、いろいろな観測が行われておることも承知をしておるのでありますが、しかしこれは問題が重大であるだけに、私はここでいろいろ無責任なことをかえつて言えないと思います。
なお将来こうなるときはどうだというような、朝鮮会談まで引いて御質問でありますが、これは一切仮定の問題でありますから、ただいまお答えするわけに行かないのであります。
特に朝鮮会談も御承知のように決裂をいたそうとしておる。もしかような事態が発生いたしますれば、食糧を海外に依存しておる日本におきましては、また再統制をやらなければならない。われわれは十年も外交を遮断されたので、海外の情勢に暗い。そうして占領下の温室に育つておつたので、非常に狭い考えを持つておりまして、大局を見る目がない。
その辺は日韓会談だけでなくて、朝鮮会談その他アジアにおける今後の情勢というものも考え合せて、これを考慮せられると思うのですが、この点は当然だと思いますけれども、なお重ねて御答弁をお願いしたいと思います。
あるいは講和発効後において朝鮮会談がまとまらないで、中国本土爆撃というような問題が生じたときに、当然これはあらためて問題にならなければならないわけですが、この問題についてもお考えになつていないというのですか。
従つて間もなく近い機会においてこの朝鮮会談の成立、そしてその議事日程に伴う最後の第五條でしたか、第六條でしたかの項目に従いまして、関係諸国政府に対する勧告というものが行われるものだろうと思う。